鹿児島市
内科
呼吸器科
アレルギー科 |
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鹿児島の交通の中心 鹿児島中央駅 近くのクリニックです。
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お問い合わせ
電話 255-8750
Fax 210-5207
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Q |
痰がよくでますが、何の病気ですか? |
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A |
痰は正常でも気管支分泌物として出ています。通常は何も感じることなく飲み込んでいます。しかし、分泌量の増加・粘稠度の増加・気道感覚の過敏などにより自覚するようになります。
痰の量・質の変化は気道の炎症が関係しています。ばい菌による炎症を考えがちですが、アレルギー性のものや、たばこの煙などの物理的な刺激でも炎症を起こし痰を自覚するようになります。
病名としては気道疾患すべてが入ります。これには鼻疾患からくる後鼻漏(こうびろう)という病態も入ります。
知覚が過敏な状態は心理的要素も疑わせますが、前述の疾患群が合併していることも多く、原因を特定できないことも多々あります。
したがって、問診・診察・痰の検査・レントゲン検査と場合によっては血液検査・呼吸機能検査を行い診断します。 |
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Q |
風邪が長引いて(一週間以上)いますが、ただの風邪ですか? |
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A |
風邪とは言えない可能性が高いです。
感染性のものか、アレルギー性のものか、知覚過敏によるものかを見極めて治療を行います。
また、前治療があればその効果を踏まえて考えなければなりません。
発熱があれば感染性のものを考え原則抗生剤治療となります。レントゲン検査や痰検査でその他の疾患を除外します。
発熱は無く、空咳のみであれば、アレルギー性のもの・知覚過敏を考えての治療となります。(場合によっては抗生剤も使います。)
東洋人は気道の局所免疫が低下している人も多く、痰がある場合は免疫を補う治療を追加することもあります。
頻度の多い病名としては感染後咳嗽・喘息(咳喘息を含みます)・アトピー咳嗽・副鼻腔気管支症候群・後鼻漏です。また薬剤性・胃食道逆流も鑑別します。一般の病院では気管支炎と言われることが多いかもしれません。 |
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Q |
子供が昼間は元気なのですが、朝方や夜中に咳をします。 |
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A |
子供の咳は後鼻漏から来ることも多いのですが、夜間の症状となると喘息の可能性が高くなります。子供の場合呼吸機能検査や喀痰検査ができないことも多く、典型的でなければ診断が難しいこともあります。治療的診断を行うことが臨床的には多いです。 |
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Q |
子供がぜん息かもしれませんが、見極め方は・・・? |
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A |
ゼーゼー・ヒューヒューという音がすれば喘息とすぐ診断できますが、そうでなければ困難です。喘息に関しては小児・成人で、薬の投与量やテオフィリン製剤の使い方に違いがあるものの治療のコンセプトは全く同じです。呼吸器専門の先生に受診することをお勧めします。 |
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Q |
ぜん息の症状とはどのようなものですか? |
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A |
ゼーゼー・ヒューヒューという喘鳴(ぜんめい)が一般的ですが咳喘息のように咳だけのことや、息苦しい症状だけの患者さんもいます。
僕は経験したことはありませんが胸部痛というのもあるそうです。 |
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Q |
ぜん息の症状はいつ頃出やすいですか? |
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A |
朝方4時頃に症状が出やすいく昼の2時頃に一番調子が良くなるという統計があります。
夜間眠れないぐらいの症状があるにもかかわらず、日中調子がいいからといって医療機関を受診しないのは危険な場合があります。必ず受診しましょう。 |
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Q |
ゼーゼー、ヒューヒューいいませんが、ぜん息といわれました。
本当ですか? |
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A |
そう言われる方がよくおられますが、当然あります。 |
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Q |
ぜん息の原因はなんですか? |
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A |
はっきりした根本的な原因は分かっていませんが、発症の原因は遺伝・ウイルス感染・大量のアレルゲン(アレルギーを引き起こす原因物質
--- ハウスダストなど)の暴露などと言われています。排気ガスで大気汚染があれば大量でなくてもアレルゲンに暴露されやすいとも言われています。 |
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Q |
ぜん息の予防ってなにかありますか? |
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A |
とりあえず環境整備です。発作の誘因となるハウスダストを少なくするようにします。これにはまめな部屋の掃除・布団の掃除機がけがあります。それ以外ではストレスをためない・禁煙・ペットを飼わない・飲酒しない・規則正しい生活をする・定期通院して十分な治療を受けるです。 |
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Q |
鼻炎とぜん息は同じですか? |
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A |
鼻炎はアレルギー性鼻炎(通年型・花粉症)として話を進めますが、同じアレルギー性炎症によっておこります。鼻は肺の入り口ともいわれ、両疾患は治療もほぼ同様です。
one airway one diseaseという概念が提唱されており、一緒に治療しましょうと言われています。 鼻炎とともに喘息症状が悪くなる方もいれば
その逆の方もいます。 共通点は多いですが、全く同じというわけではありません。 |
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Q |
ぜん息でも運動はできますか? 出来るとしたらどんな運動が良いですか? |
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A |
運動は出来ます。
以前の喘息コントロールが難しい時代は水泳が勧められていましたが、喘息がコントロールされているならばどんなスポーツでもよいのです。
オリンピックのメダリストは喘息の方が多いです。
喘息症状があるのに運動することは勧められません。
運動誘発喘息と言われるように運動によって喘息を誘発される方もいます。(小児喘息ではほぼ100%です。)
少しでも症状があるのであれば治療の状況にもよりますが治療が足りない可能性があります。 |
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Q |
アルコールはやめなければいけませんか? |
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A |
すべてやめてくださいとは言えませんがアルコールは肝臓で代謝され喘息を引き起こす物質が出来ます。患者によっては発作を起こしやすくなります。十分な治療で発作を起こしにくい体質にすることも1つの方法かもしれません。治療量が重症な方にはお勧めしません。ケースバイケースです。 |
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Q |
たばこはやめなければいけませんか? |
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A |
基本は禁煙してください!! です。ひとつも良いことはありません。
喫煙は本人にとっては消極的自殺です。もちろん副流煙を吸わされる周りも迷惑します。皆さんが容認していれば良いのかもしれませんが・・・
治療量が重症の方はやめてもらったほうがいいですね。
治療している先生も良くなってもらえないとお気の毒です。 |
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Q |
家ではどのような事に気をつければよいですか? |
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A |
特にありませんが、発作の誘因となるようなものを避けることです。
環境整備とストレスをためないです。
余談になりますが、症状出現時の対応(薬の服用)を事前に医師と話し合っておいていてください。場合によっては、感冒時の対応についても話し合っておきましょう。 |
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Q |
家族は何に心がければいいですか? |
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A |
本人が症状を軽く見積もることもあるかもしれませんので、内服や吸入の状況を聞いてみてください。症状増悪時の対応を決めてあるはずです。そうでなければ受診をお勧めします。
発作があっても患者本人が自覚がない場合があります。
その場合はすぐに受診を勧めてください。(このような患者はピークフローメーターによる管理が必要です。)
その他は定期通院をさせることぐらいです。 |
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きじま内科 (内科 呼吸器内科 循環器内科) 鹿児島市 中央町 23-21-2F |
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